ラクトフェリンの効能

ラクトフェリンは、鉄と結合するはたらきがあることが確認されてから、健康や美容への有用性が研究されてきました。

研究は今もなお続けられていますが、ラクトフェリンの効能は大きく分けると整腸作用免疫強化の2つに分類されます。

ここではラクトフェリンの主な効能について説明します。

悪玉菌の抑性

人間の腸内には、善玉菌と悪玉菌の2種類の腸内細菌が存在しており、両者がバランスを取ることで健康な腸内環境が保たれています。

しかし、生活習慣や食習慣が乱れると、善玉菌が減ると同時に悪玉菌が増殖し、腸内環境が悪化してしまい、下痢や便秘などを引き起こすのです。

ラクトフェリンには、悪玉菌である大腸菌やブドウ球菌、ピロリ菌が増殖する際に必要とする鉄分を奪い取るはたらきがあり、悪玉菌の増殖を抑えてくれます。

また、善玉菌として知られるビフィズス菌の増殖を助ける作用があるため、悪玉菌優位の腸内環境を正常に保ってくれます。

NK細胞の活性化

近年のラクトフェリン研究の中でも、今最も注目されているはたらきがNK細胞の活性化です。

NK細胞とは『ナチュラルキラー細胞』の略で、人体にもともと備わっている免疫細胞の一種。

NK細胞は他の免疫細胞とは異なり、自らの意志で体の中を循環し、がん細胞をはじめとする有害菌を排除できることから、非常に優秀な免疫細胞として知られています。

ラクトフェリンには、このNK細胞のはたらきを活性化するはたらきがあり、がんなどの重い疾患を予防する効果に期待が寄せられています。