アポラクトフェリンとは?

アポラクトフェリンとは、ラクトフェリンから鉄分を取り除き、鉄含有量を少なめにしたラクトフェリンの改良版です。

ラクトフェリンは鉄分との結合力が強いことから、雑菌や細菌が繁殖するために必要な鉄分を奪い、その活性化を抑制するはたらきがあります。

そのため、腸内で悪玉菌の繁殖を抑えたり、体内に有害な菌が侵入するのを防ぐことができます。

アポラクトフェリンは、そんなラクトフェリンの鉄結合力をさらに高めるため、ラクトフェリンに含まれている鉄分を取り除き、より高い鉄吸着力を実現しています。

アポラクトフェリンの抗菌作用

ラクトフェリンには15~20%の割合で鉄分が含まれていますが、そこから鉄分を除去したアポラクトフェリンの鉄含有量は1~4%程度と大変低くなっています。

そのため、鉄吸着量が非常に強く、体内の有害菌の活性化をより効率よく予防することができます。

実際、ラクトフェリンとアポラクトフェリンを比較した研究によると、20%の鉄分を含むラクトフェリンでは大腸菌の生存率が60%を示していましたが、鉄含有量4%のアポラクトフェリンでは、大腸菌の生存率が10%以下にまで下がったことが報告されています。

生活習慣病の予防

近年の研究では、生活習慣病に深く関与している『AGE(エージーイー)』という成分に注目が集まっています。

エージーイーはブドウ糖などの糖分とたんぱく質が結びついた物質で、エージーイーが増加すると動脈硬化が起こりやすくなり、生活習慣病リスクが高まると言われています。

アポラクトフェリンにはエージーイーと結びつきやすい特質があり、エージーイーが体内に吸収される前にキャッチし、体外に排出させる効果が期待されています。

この効能はラットを使った実験でも確認されており、14日間ラットにエージーイーを摂取させたところ、血管の老化がみられましたが、アポラクトフェリンと同時に摂取させた場合、血管の老化が抑制されることが明らかとなっています。