ガンを予防する免疫作用

現代の日本において、ガンは死亡原因のトップを占める重大疾患のひとつです。

ガンは発生部位によって胃ガン・大腸ガン・肺ガン・乳ガンなどさまざまなものがありますが、いずれも原因はガン細胞の発生および活性化にあります。

ガン細胞は、実は健康な方でも毎日生成されていることから、誰にでも発ガンのリスクが存在します。

しかし、健康体である場合、ガン細胞に対する免疫作用がはたらき、ガンになる前にガン細胞を排除してくれるため、ガンの発生を防ぐことができるのです。

ラクトフェリンのガン治療効果

ラクトフェリンには、人体にもともと備わっている免疫細胞『NK(ナチュラルキラ-)細胞』を活性化するはたらきがあります。

NK細胞は、ガン細胞をはじめ、人体に有害なあらゆる菌に対する攻撃本能を持ち合わせています。

NK細胞は特定の部位に限定することなく、体内のすみずみを循環しているため、NK細胞を活性化させることは、全身のガン予防につながるのです。

また、NK細胞は単にガンを予防するだけでなく、ガンの小さな転移巣を消失させる効果が認められており、ガン治療への効果も期待されています。

ガン治療の研究

ラクトフェリンを活用したガン治療の研究は現在も継続して行われています。

これまでに行われたラット実験では、ラクトフェリンを与えなかったラットの発ガン率は57.5%であったのに対し、ラクトフェリンを与えたラットは10~26%にまで減少したことが確認されています。

この研究結果を受け、国立がんセンターではラクトフェリンを使ったがんの二次予防を目的とする二重盲検試験を発足しています。